共産主義者協議会暫定規約
今始めようとする共産主義運動の連合・統一のための組織活動は、私たちにとって新しい経験を含むものである。したがって構成員相互の信頼が醸成され、組織運営への習熟が達成されるまでの当面の間、協議会の全体による合意形成が、以下の規約運用にさいして優先的に考慮される。
また、上記信頼と習熟が確認されれば、次回総会において、本規約は大幅な見直しが行われる。
1 目的
共産主義者協議会は『共同アピール』と『結成宣言』の趣旨に基づき、以下の活動の実現を目的とする。
@ 全人的政治闘争の組織化のために協力する。
A 「社会運動ユニオニズム」など新しい労働運動に学び組織化を協力して行う。
B 共産主義運動の再生を目指し、その連合・統一に向けた政治思想的論戦を推進する。
C 上記の活動のための『プロレタリア(無産者)の共同政治新聞 赤いプロレタリア』の発行を行ない、シンポジウム、共同国道などの開催を展望する。
2 構成員
協議会は結成の趣旨と上記目的を承認し、本規約に同意する共産主義者の団体と個人によって構成される。
協議会への加入は、評議員会の全員による同意によって、脱退は当該構成員の意思表明によって承認される。
3 組織
3―1 総会
結成総会は準備会によって招集される。総会は会員の過半数の出席もしくは委任によって成立する。原則として1年ごとに定期総会を行ない活動方針、組織体制などを検討・決定し、評議会員、運営委員を選出する。当面の間決定は全会一致を原則とする。
3―2 評議会
評議会員は総会によって選出され、次の総会までの間に、必要に応じて評議会を開催し、活動方針の検討・決定・会員の加入・脱退の承認を行う。開催招集は運営委員会が行う。
3―3 運営委員会
活動の実務を行う。団体、個人会員若干名によって構成される。
運営委員会のもとに『赤いプロレタリア』編集部および事務統括担当者、財政担当者を置く。
運営委員会は必要に応じて世話人会を開催することができる。
4 財政
会員の会費と『赤いプロレタリア』、出版物の販売、カンパ、事業収入によって財政をまかなう。
会費は一口、1年間1万円とする。
5 事務所
名称を「レッド・プロレタリア社」とし、事務所・連絡先を、東京都千代田区富士見2―2―2東京三和ビル303スペース303(電話・ファックス03―3264―2735)とする。
2009年3月15日 共産主義者協議会結成総会